2006年01月

空車のタクシーが…

 あー、久しぶりのお客さんだ。
 女も空車を捉まえたという安堵感からか、路肩へ退いて、ドアの開くのを待つ。
 
 不思議なのは、若い女だと、車が止まりそうになると、顔を俯かせたり、髪で顔を隠したりする。手も下ろす。
 気安く顔を見せちゃならんと思っているのか。
 それはともかく、車を止める直前に手を下ろすのは、時に運転手に誤解を招くことがある。遠目には手を上げていたのに、近場になってから手を下ろされると、なんだ、そうか、さっきのは髪を掻き揚げる仕草だったんだな、空車を止めるための動作じゃなかったんだ、と、早とちりする運転者は、ブレーキペダルから足を外し、アクセルを吹かして、さっさとその人の前を立ち去ってしまおうとする。
 そうしないと、後続の空車のタクシーに先を越されてしまうからだ。
 
 が、タクシーを止めるつもりだった女性(大概、デリカシー溢れる若い女性のことが多い)は、せっかく止まりかけた空車が自分を見て慌てて走り去っていくように見えるに違いない。
 ああ、若い女の客だ、近場だ、だから乗せるのを敬遠したんだわ、なんて誤解しちゃう。
 
 とんでもないのである。男か女か、年輩の人か若い女性かどうかは百メートル先からとっくに分かる。何も近付いてしげしげ見て客の判別をする必要など、まるでないのだ。
 運転手は咄嗟の判断を常に迫られている。せっかく止まったのに、顔を俯かれ、時にやや後ろ向きに姿勢を変え、しかも、手はしっかり下ろされてしまったら、一瞬、遠めには手を上げたんだし客だと思ったのは運転手の誤解に過ぎず、他の車の来るのを待っているか、道路を横断しようとしているだけなのか、いずれにしても、自分の車はお呼びでなかったのだと、がっかりの思いで急いで次の誰かを求めて走り去るしかないのである。

 運転手の早とちりの面も多々あるが、混雑する交通環境にあっては、また、後ろに他社の空車がこちらにちょっとでも隙があったら先を越すぞという構えだったりすると尚のこと、瞬時の判断を迫られるということ、また、若い女性の傍に意味もなく止まっているというの、たとえそれがほんの数秒にもならない短い時間であっても、不審の念を持たれかねないのである。こちらとしても、誤解を抱かせないよう、さっさと行き過ぎる。

 とにかく、タクシーが止まったら、再度、ちょっと手を上げておいたほうがいいかもしれない。

稲毛海岸駅はどこにありますか?

 過日のことである。
 その日は小生に限らず営業的には概して暇だった。こんな日は、とにかくコツコツと仕事するのが一番。
 でも、回数を重ねても売り上げが飛躍的に増大するってことはない。どうやっても、基本料金の660円の倍数に留まる。
 ただ、仕事が終わって営業所に戻り、売り上げを計算すると、近場のお客さんをこまめに拾ったことが結果的に大きな差になってくる。たとえ日に一回か二回でもそうしたお客さんを見逃さずに乗せておくと、月に12回の営業として、一万円の営収(営業収入=ここから会社の徴収分が4割ほど引かれていく…)の上乗せがなり、足きり金額を越えるかどうかの瀬戸際の時に大きな意味合いを持ってくる。
 足きり金額というのは、会社としてタクシードライバーに課す最低限の売り上げで、これを越えると営収の6割が運転手の取り分となるのだが、下回ると5割が会社へ。
 足きり金額を越えるかどうかは、1割の差であり、大きい!
 月の締めが近付き、特に最後の日ともなると、越える見込みがあるか、既に越えているか、あるいはまるで見込みがないかで気分が相当に違う。

img20060126.jpg


↑ 1月23日、内堀通りの交差点。信号待ちを利用して。車内から撮っている。窓ガラスに腕もデジカメも映っている。快晴だ。が、寒い。前日の雪が日光にも溶けない。

 余裕で越えているか、全く越える見込みがないなら、いずれにしろ月12回の営業の最後の日は、まあ、通常通りのペースで営業するが、問題は月の12回目の営業が足きり金額達成ギリギリの日である。
 もう、プレッシャーである。具体的には足きり金額は48万円である。11回で45万まで売り上げていたら、最後の日は3万円でいいわけだから、余程、サボったり、トラブルに巻き込まれたりしない限りは、幾らなんでも越えるだろうと判断できる。

 これが11回目までで44万だったらどうか。
 好況の折だと、一日で4万円の売り上げなど軽がると達成できるのだが、依然として構造不況(規制緩和でタクシーの台数が飛躍的に増えてしまった。世の中の景気に敏感に反応してタクシー業界も好調となるという過去にあったかもしれない図式は壊れてしまった。ある元通産省の役人で作家となった、団塊の世代などの流行語を流行らせたことでも有名な人の託宣だと、タクシーは今や年金生活者の小遣い稼ぎの業界となったとか!)の最中にあるタクシー業界にあっては、4万円というのは油断ならない数字なのである。
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リベルダージの新年会画像……追加!

 今朝、徹夜仕事から帰宅して、いつもどおり郵便受けの郵便物を取って、さて部屋に向かおうとしたら、郵便物などの中に、佐川物流サービスによる配達物が混じっていた。
 その差出人は、なんと病院!

 ありゃ、小生の体の不都合がバレタのかと思ったが、さりとて、近々健康診断の予定が会社であるが、前回昨年八月の健康診断以降、お医者さんに受診したのは歯医者さんだけ。
 もしかして宛名が違うか、あるいは投函する部屋番号を間違えたのか。
 違う、ちゃんと小生の本名になっている(余談だけど、先週末のあるドラマで小生の本名と同じ名前の人が殺人の被害者になっていた。これでドラマで同姓同名の人が登場するのは二回目だ)。

 宛名は小生なので、開封してみると、中には病院のパンフレットが。
 文面には、「障害者やお年寄りに優しい病院を目ざします」とか、「目まぐるしい現代生活の中で心と身体を病んだ方々の為の医療を目ざします」などといったコピーが謳われている。
 精神科・内科の病院なのだ!

 ああ、小生の不具合、それも、心と身体を共に病んでいることが世間にバレテしまったのか…。
 なるほど、小生も小生に相応しい優しい病院に入らないといけないのかな…。
 などと、暗示に掛かりやすい小生、つい、真に受けてしまいそうになった。
 
 が、パンフレットと共に同封されていた案内書を読んで疑問・疑惑が氷解した。
 小生の学校(高校)の二十年ほど先輩の方が(医学部の助教授を辞めて以降、主に老健施設や介護施設を数々開設されてきたが)、この度、某所の病院が開院四〇周年を迎え、社会的ニーズに応える意味もあり、新しい医療理念に基づき八階建免震構造の新病棟を建設した、という案内だったのである。

 あー、どきどきした。
 まあ、でも、他人事ではないのだがね。

 その病院とは「稲城台病院」である。
 お節介ながら、調べてみたら、関連する記事に「戸田建設株式会社:ニュース:2005年分:柱にプレカラムを使用、高品質化と躯体コストを低減」があって、その建築工事中の物件こそが「(仮称)稲城台病院新病棟新築工事」なのだった!

 なんて、こんなことを書いたからって、病院の宣伝をしているわけでもないし(確かにしてしまったけれど)、小生が近い将来、ここでお世話になるという予定も無い!

 さて、本題である!

5103.rei.jpg



↑ Charlie K. さんの手になる新年会画像の一つ!

リベルダージの新年会画像!」にて紹介した我がリベルダージ(G.R.E.S.LIBERDADE)の新年会の様子を映したすばらしい画像に追加が:
FELIZ ANO NOVO 2006 (1/15)

 Charlie K. さんの「Charlie K's Photo & Text」なるサイトへ行けば、「リベルダージの新年会画像!」でも紹介した頁など、いろいろ拝見することができます。

リベルダージの新年会画像!

 我がリベルダージ(G.R.E.S.LIBERDADE)の新年会の様子を逸早く見ることができますよ。
 どの画像も見事なもの。
 Charlie K. さんの「Charlie K's Photo & Text」なるサイトです。
 表紙の右上の「G.R.E.S. LIBERDADE "FELIZ ANO NOVO 2006" 」というバーをクリックしてください。
 今は、表紙の画像もリベルダージ(G.R.E.S.LIBERDADE)の新年会の某パシスタさんの雄姿。
 

 他にも「"Salome" Slide Show」や「 "SAMBA!!" Damiao Gomes de Souza 」など、どれも凄い!


(おまけ)

 以下は昨年の新年会の画像群。但し、撮影は小生の手になるもので、出来栄えは比較にならない(涙):
新年会
初化粧
冬籠(ふゆごもり)
冴ゆる

「煤払」…末期の一服

「煤払」は、この季語随筆で昨年の12月、すでに採り上げている。その表題も「煤払い」と、そのまんまで分かりやすい。
 季語としての「煤払」については、大凡のことはその記事の中に書いてある。
 なのに、一年を経過して(未だ扱っていない12月の季語・季題は数多くあるというのに)再度「煤払」を話題に採り上げるのは、季語として記述しておくべき重大な事項が抜けているのに気付いたから、というわけではない。
 昨年の「煤払い」においても、話題は特に後半の部分は、季語としての「煤払」より、専ら煙草に焦点が合っていた。
 実は今日、このキーワードを糸口に扱うのも、煙草に関する話題である。
 昨年の当該の小文を読まれたら、煙草には人一倍関心がある小生なりの事情の一端も分かるだろう。

 昨日、営業中、ラジオから煙草に関するニュースが流れてきた。マンションなどの耐震データ偽造問題などの陰に隠れていて世間的な耳目を集めにくいはずだが、それでもNHKはさすがに漏らさず報道してくれるのでありがたい。
 そこでニュース記事が削除されてしまわないうちに、関連する記事NHKのサイトから一部を抜き出しておく。
 といっても、児童手当が従来の小学校3年生までだったものが、今度の税制改正で6年生までに拡充された、その際の財源として、煙草に課せられている税金が、1本当たり1円ほどアップされるというニュースではない。 続きを読む
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